今更ですが、ラパラ解体新書を読んでみた

「ラパラ解体新書(バイブル)」を読みました。
ラパラ解体新書
1999年発行なので、16年も前の本なんですね。
当時、釣り雑誌に広告が出ていたのを覚えています。

内容は、ラパラシリーズの各ルアーの特徴と使い方の紹介、ルアーの内部構造の解説、創業者ラウリ・ラパラの生涯などで構成されています。
そのタイトルにある「解体」から想起されるように、ラパラの断面図が掲載されており、これは一見の価値ありです。

多くのバルサミノーは、2枚のバルサ材を貼り合わせて1個のボディを形成しています(当サイトの作り方ページにあるような)が、ラパラは1個の木片からボディを削り出し、腹側に溝を彫ってフレームやウエイトを組み込んでいるようです。
(※本書の発行当時)
バルサの特性を生かすための製法だそうです。
確かに、木材はばらつきの大きいマテリアルなので、このラパラの製法がルアーを作るのに一番安定しているかもしれません。

(というか、ラパラFってノーウエイトなんですね・・・)

本書にも記載されていましたが、ラパラのポリシーは製品一つ一つをスイムテストすること。
リップを削ったり、アイを曲げたり、それぞれにチューニングを施して出荷しているそうです。

手元にあったラパラCD7を確認してみると・・・、
リップをチューニングされたラパラCD7
ありました。リップを削った跡が。
(リップのくぼみの右端部分)

このチューニングの事実を知らなかったときは、「リップが欠けてる!」と初期不良を疑っていました・・・。
ラパラの製品にかける愛情の表れだったんですね。
ただ製品を売るのではなく「製品から得られる体験を売る」というのはこういうことなんだと考えさせられます。

古い本ですが、ルアーメイキングのモチベーションアップにつながる良書です。

ラパラ解体新書(バイブル) (イーハトーヴ出版の釣り文芸シリーズ)

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100均アイテムだけでルアーを作る!作り方をアップしました

最近取り組んでいた100均アイテムだけでルアーを作る試み。
ひとまず、フローティングミノーの作り方を確立できたので、作り方のまとめをアップしました。

100円ショップの材料と道具だけでルアーを作る!

作ったのは、ダツをモチーフにしたフローティングミノー。
100均アイテムだけで作ったルアー

この取り組みは、「例えば小中学生でもルアー作りに挑戦できるように」ということではじめました。

実は私も、中学生の時に美術の課題でルアーを作ったことがあるのです。
しかし、当時離島に住んでいたため、リップやアイの材料やコーティング剤が手に入らず、結局完成させることができませんでした。

その時に作ったのが、ダツ型のルアーでした。
今回は、そのリベンジという意味も込めてみました。

浮き姿勢はこんな感じです。
ダツミノーの浮き姿勢

お風呂場でのスイムテストしてみたところ、早引きで派手にウォブリングしました。
リップをラインアイから離して取り付けたので、ウエイトを入れなかった割にバランスを崩さずに泳ぎます。

作り方は下記リンクからご覧ください。
100円ショップの材料と道具だけでルアーを作る!

荒川にて粘土ルアーのスイムテスト・・・大切な仲間たちとの別れ・・・

時間ができたので、荒川にスイムテスト釣行に行ってきました。

思い返してみれば、まともにロッドを振ったのは約1年ぶり(!)
去年は色々あり、全然釣りに行けていませんでした。

というわけで、気合を入れて行ったのですが、結果から言ってしまえば見事にボウズ・・・。
川には濁りが入っており、スイムテストの方も満足とは言い難いものになってしまいました。
おまけに新しく作った粘土ミノーを2個もロスト・・・。
散々な釣行でした。

川口市にある三領水門から戸田にかけて、荒川をさかのぼりながらランガン。
三領水門

ところどころで3センチほどの小魚(おそらくボラの稚魚)が水面を黒く染めるほど群れており、時々何かにおびえるようにざわついていました。
ボラの稚魚の群れ

見込み違いでサスペンドになってしまったミノーは、フローティングに慣れた私には使いづらく、時々隠れたストラクチャーに引っかかりヒヤヒヤ。
泳ぎ自体は悪くなくて、ローリング気味にヨタヨタと泳ぎます。
粘土ミノー

ですが、ゴロタ主体のカケアガリのポイントはサスペンドミノーには浅すぎたようで根がかり・・・。

お気に入りだった黄色いボディのミノーが殉職してしまいました。
これまではフローティングタイプのルアーばかり使っていたため、根がかり経験が少なかった私は、出だしからとてつもないショックを受けたのでした。

初代粘土ルアーの「Cowry」も、フィールドでは初テスト。
管釣りで使うことを想定した3センチのクランクベイトです。
粘土クランクCowry

これは思っていた以上に良い動き。
お腹側をカーブさせているためか、マイクロスプーンのように強めのローリングアクションで泳ぎます。
浮力も高いため、ロールして止めるとプカッと浮くというメリハリのある動きをします。
ただし、早巻きではバランスを崩して水面から飛び出てしまうので、デッドスローからスロー限定です。

テトラポッドが並ぶエリアでは、5センチほどの小さなハゼがスレがかりしてきました。
シングルフックにかかってくるほどなので、結構な数がひしめきあっていそうです。
荒川

これから夏に向けて大きく育ち、ハゼ釣りで楽しませてくれるのでしょう。
そういえば、去年はハゼのクランキングが流行っていましたね。
Cowryで挑戦してみようと思います。

それにしても、濁りがきつくてだんだんとやる気も失せてきました。

さらに、このエリアで粘土ミノーをダメ押しの根がかりロスト・・・。
さすがに心が折れて納竿といたしました。

一度も魚をかけることなくロストしてしまったルアーたちは本当に無念。
フィールドに合わないルアーを無理に使ってはいけませんね。
フローティングバージョンを早く作らなくちゃ。

粘土ミノー浴槽スイムテスト―フローティングのつもりがサスペンドに・・・

先日作った粘土ミノーを、とりあえず浴槽でスイムテストしてみました。

フローティングのつもりで作ったのですが、アルミ貼りやコーティングで比重が増し、サスペンドになってしまいました・・・。
太軸フックを使っているので、細軸にすればかろうじてフローティングになりそうです。
粘土ミノーの浮き姿勢

黒い粘土で作ったものは比重が違ったようで、アルミもシールも貼っていないにも関わらず、完全なシンキングになってしまいました。

動きは、ただ巻きで弱めのローリング。
ボディのお腹側を厚めに作ってあるので、これは思った通りです。
トゥイッチすると大きく平打ちし、ローリングしながらその場に留まるという面白いアクションを見せます。

これはこれでいいのですが、キビキビアクションのフローティングミノーが欲しいので、ウエイト調整が必要ですね。

最初から思い通りにいかないのがルアーメイキング。
少しずつ、少しずつ、調整し、理想のルアーを作り上げましょう。