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 アガチス材を使ってルアーを作ってみよう その1

木目が細かく加工しやすいアガチス材

アガチス材は、主に家具などを作る際に使用されることの多い木材です。
木目が細かく縦に裂けにくいので、細かい造形をするのに適しています。
比較的ポピュラーな木材なので、ホームセンターに行けば簡単に手に入ると思います。

アガチス材の削り出しには、カッターでは刃が弱くて危険なので、木工用の切り出しナイフを使います。
ホームセンターなどで1,000円程度で買えるはずです。

アガチス材 切り出しナイフ

(左)ホームセンターで手に入れたアガチス材。ここでは厚さ8mmのものを使います。
(右)アガチスを削るのには、カッターではなく切り出しナイフを使います。
※画像をクリックすると拡大できます。


型紙でルアーの形を描く

型紙でルアーの形を描きます。
※画像をクリックすると拡大できます。

型どりをする

まずは、バルサで作った時と同じように、木材の面に型紙でルアーの形を描きます。
このルアーにはウエイトを入れないので、ウエイト位置を描く必要はありません。アガチス材はバルサ材よりも比重が重く、フローティングミノーを作るのならウエイト無しでちょうどいい浮き姿勢になります。

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ルアーの形に削り出す

型紙を使って描いた線を目安に、ボディを削り出します。
電動の糸のこがあれば楽に切り出せるんですが、一般家庭にそんなものは無いので、頑張ってナイフで削ります。

バルサに慣れていると、アガチスはかなり堅いので、ナイフの取り扱いには注意してください。
力を込め過ぎてざっくりと指を切ってしまうことがあります。(経験済み)
気を付けてください。
リップ

ルアーの形に削り出します。
※画像をクリックすると拡大できます。


ボディを立体的に形成

ナイフでボディを立体的に削っていきます。
まずはボディのサイドを左右対称になるように削ります。
四角くなっている角を落とし、またその角を落とす、という感じで削っていきます。
アガチスは堅いので、バルサのようにサンドペーパーで簡単には削れません。綺麗に仕上がるように、ある程度はナイフで形を整えておきましょう。
リップ取り付け穴 接着剤で固定

(左)サイドも削っていきます。
(右)ナイフで角を落とします。
※画像をクリックすると拡大できます。


#60くらいの目の粗いサンドペーパーを使って粗削りし、#200以上の目の細かいもので仕上げます。
サンドペーパーはルアーよりも大きめに切り、全体を使って削るようにすると綺麗にできます。

ナイフで粗削り サンドペーパーで仕上げ

(左)このくらいまでナイフで削って整えておきます。
(右)目の粗いものと細かいものの2種類のサンドペーパーでつるつるになるまで整えます。
※画像をクリックすると拡大できます。




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