以前から挑戦しようと思っていたスイーツ系ルアーを作ろうと、材料と参考書を買ってまいりました。
参考にするのはコチラ。
「100円グッズでスイーツデコ2」です。
軽量粘土、エポキシ接着剤、エポキシパテ。
すべて100円ショップのダイソーで手に入れました。
軽量粘土を成形し、絵の具と木工用ボンドとニスを混ぜて作ったチョコソースを塗ったら、フェイクチョコレートの完成です。
これをどのようにルアーメイキングに応用するか、、、考え中です。
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夏休みに入り、お子さんの工作の宿題のネタ探しに困っている方も多いのでは?
釣りが好きな方は、この機会にルアーメイキングに挑戦してみませんか?
ルアーメイキングでは、木を切ったり削ったりする「木工の基本」や、ルアーの形やカラーリングを考える「デザインセンス」などを磨けます。
リップの形状・大きさ、ボディの浮力等による動きの違いをトライ&エラーにより検証する「研究要素」もあり、自由工作・自由研究に最適な題材だと思います。
ルアーは考えるよりも簡単に自作できます。
100円ショップで手に入る道具と材料だけで作ることも可能です。
自分に合った素材と作り方を選んでチャレンジしてみてください。
当サイトに掲載している作り方を素材別に紹介します。
浮力が高いうえに、そこそこ強度もあり、バルサやアガチスに次いでルアーメイキングに使用されることが多い木材です。
当サイトでは「100円ショップで手に入る木材」として登場します。
参考ページ
100円ショップの材料と道具だけでルアーを作る!
バルサ並に浮力が高く、工夫次第で加工もしやすい軽量粘土。
当サイトでは、次世代のルアーメイキング素材として注目しています。
強度に不安はありますが、型を使って同じルアーを簡単に量産できるのが魅力です。
参考ページ
粘土を使ってルアーを作る!
バルサ材で作るペンシルベイト
柔らかく加工しやすいバルサ材を使用した、小型のペンシルベイトの作り方を紹介しています。
ルアーメイキングでは定番の素材であるバルサ材は、高い浮力を活かしたキビキビとしたアクションのルアーを作ることができます。
参考ページ
バルサ材でルアーを作ろう!
木目が細かく加工しやすいアガチス材は、バルサよりも比重が高く、ノーウエイトでもしっかり泳ぐルアーを作れます。
硬質の木材なのでヒートンを打ち込むことができ、手軽にルアーを作る素材としては最適です。
バルサよりも堅いので、加工には時間がかかります。
参考ページ
アガチス材を使ってルアーを作ってみよう!
その他、ルアーの作り方ページも参考にしてください。
紫外線を当てると硬化するUVレジン液を使い、透明な樹脂ルアーを自作してみました。
粘土ルアーと同じく、木材で作った原型をもとにおゆまるで型をとり、まずは片側のみレジン液を流し込み、ウエイトとフレームを組み込んで硬化。
これが今回使った原型です。
ハゼをイメージしてみたのですが、足の無いトカゲのようになってしまいました・・・。
固まったところで、もう片方の型にレジン液を入れ、先ほど作った半身を型ごとかぶせ、再度日光に当てて硬化させます。
太陽光が直接当たる場所に置けば、15分程度で完全硬化。
樹脂が固まったらバリを取り除いてサンディングします。
同じくレジンで作成した目玉を取り付けてセルロースセメントで2回コーティングしたものがこれ。
雑に作ったフレームとウエイトが丸見えです。
水中では、樹脂の乱反射が無くなるためさらに透明度が増し、ほとんどフレームとウエイトと目玉しか見えません。
このままでは、魚に見つけてもらえないルアーになってしまうかもしれません。
今回はカラーリングをしませんでしたが、転写シールで透明なボディを活かせるような模様を付ければ、さらに良いものが作れそうです。
言うまでもなく、エビとかイカとかシラスとか、透明なボディを持った生き物を模して作るのがいいでしょうね。
ただ、これ1個を作るのに5g入りのレジン液をほとんど使い切ってしまいました。
粘土でルアーを作るのに比べたら、あまりコストパフォーマンスは良くありません。
なので、このやり方は小さいルアーを作るのに限定されそうです。
ちなみに、材料はレジン液も含め、すべて100円ショップで手に入ります。
作り方については、後日詳しく紹介します。
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最近取り組んでいた100均アイテムだけでルアーを作る試み。
ひとまず、フローティングミノーの作り方を確立できたので、作り方のまとめをアップしました。
この取り組みは、「例えば小中学生でもルアー作りに挑戦できるように」ということではじめました。
実は私も、中学生の時に美術の課題でルアーを作ったことがあるのです。
しかし、当時離島に住んでいたため、リップやアイの材料やコーティング剤が手に入らず、結局完成させることができませんでした。
その時に作ったのが、ダツ型のルアーでした。
今回は、そのリベンジという意味も込めてみました。
お風呂場でのスイムテストしてみたところ、早引きで派手にウォブリングしました。
リップをラインアイから離して取り付けたので、ウエイトを入れなかった割にバランスを崩さずに泳ぎます。
作り方は下記リンクからご覧ください。
100円ショップの材料と道具だけでルアーを作る!
まだまだ試行錯誤中の100均資材オンリールアー。
リップの材料とアイの取り付けが課題でしたが、解決しそうです。
まずアイですが、手芸コーナーで見つけたUVレジン液とホログラムシールを使って自作してみました。
作り方は、こちらのブログ(「ランカーBASSを求めて・・・」)を参考にさせていただきました。
穴あけパンチで丸く切り抜いたホログラムシールを、板に打ち込んだ釘の頭に貼り、油性マジックで瞳を描きます。
そこへレジン液をたらし、表面張力を利用してドーム状に盛ります。
リップの素材については色々と検討しましたが、これの存在を忘れていました。
そう、CDです。
昔、何かでCDの素材はポリカーボネートというのを読んだのを思い出し、「これだ!」と。
あまりに身近な存在なので、すぐには思いつけませんでした。
ちょっと抵抗がありますが、ニッパーでリップの形に切り取ると、塗装がはがれて透明な板になります。
若干、表面がオーロラがかっていますが、特に気になりません。
厚さもちょうどよく(1.2ミリ)、強度も問題なし。
アクリルよりもずっと丈夫なリップが作れます。
ということで、4個目の100均資材オンリールアーを作ってみました。
チープな材料で作る上にデザインがチープだと、みすぼらしいものができてしまうとわかったので、比較的スタンダードなフォルムのミノーを制作。
アルミを貼り、ウロコ模様はカッターナイフで刻みました。
目玉の取り付け部分は、穴あけパンチで切り抜いたネームシールを貼り、その周囲をなぞるように彫刻刀で丸くくりぬきました。
(100均縛りでポンチが使えない)
とりあえず、これが一つの答えになりそうです。
もう一個、始めから作り、その記録を読みやすくまとめて後日公開します!
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100均アイテムだけでルアーメイキングを研究しているこの頃ですが、こんなところにもウロコ模様を付けられる道具がという発見があったので書いておきます。
それがこれ。
100円ショップで手に入れたピンバイス(精密ドリル)です。
柄の部分を見てみると、いい感じの網目模様が付いています。
これをコロコロすれば、ウロコ模様を付けられるのでは?
ということでやってみました。
ピンバイスのグリップの先の部分は太さがあるので、工作マットの下に板を敷いて高さを出し、飛び出た部分がマットの外側に出るようにします。
アルミテープをマットの端にセットし、ピンバイスを乗せ、上から木の板で押し付けながら転がします。
出来上がりは一瞬。
正方形のウロコなので、デフォルメ気味のリアルミノーに使用するのが向いていると思います。
100円ショップの道具と材料だけでルアーを作る試みですが、リップの材料をどうしようかというところで停滞していました。
そこで、とりあえずリップを付けないタイプのルアーを先に作ってみようかと、バイブレーションに挑戦してみました。
それがこちら。
焦げたパンのような微妙なデザイン・・・。
こげ茶と黒の絵の具を使用しグラデーションを表現しようとしましたが、なかなか難しいです。
あと、ホログラムシールを切り抜いて貼っただけのアイが、(悪い意味で)手作り感満載の雰囲気を醸し出しています。
私の行った100均では釣りのオモリを扱っていなかったため、ウエイトにはスチール製のねじを使用しましたが、鉛に比べて非常に軽いため、フローティングになってしまいました。
ただ、湯船での簡易スイムテストをしてみたところ、動きはかなり良いです。
スローで引いても激しくウォブリングします。
フローティングなのでスローで引けるという良さがあるんですね。
もう少しブラッシュアップすれば良いルアーになるかもしれません。
納得のいかない仕上がりになってしまったため、「すべて100円」にこだわらないものも作ってみました。
3.5センチのミノーです。
リアルアイは釣具屋で購入した市販のもの、リップは東急ハンズで入手したポリカーボネート板を使いました。
また道具では、100円ショップでは取り扱っているのを見たことが無い4ミリのポンチ、アクリルカッターを使用。
ボディは100均の桐材をノーウエイトで。
フレーム、アルミテープ、着色に使った絵の具も100均のもの。
スポンジに水彩絵の具を染み込ませ、黒と朱色のグラデーションにしてみました。
エポキシ接着剤でコーティングしたため、1時間ほどで完全に硬化。
乾燥時間を除いたトータルの作業時間は2.5時間ほどです。
突貫で作ったため粗も目立ちますが、慣れればもっと綺麗にできそうです。
こちらも動きは素晴らしく、デッドスローで引き波を立てながら蛇行気味にローリングします。
ボディは小さいですが厚みがあって派手な動きをするため、ベイトのシルエットが小さいけれどルアーを目立たせたい、というようなシチュエーションで有効なルアーになるでしょう。
これで100均アイテムだけで作れていれば合格でした。
ということで、100円ショップの道具と材料だけでルアーを作る試みは、ノウハウの確立にはもう少し時間がかかりそうです。
課題は、リップの素材とアイですね。
100円ショップの道具と材料だけを使ったルアーメイキングは、ただいま進行中です。
前回、組み立てまで進んでいましたが、サンディングしてアルミを貼り、コーティングまで持っていくことができました。
コーティング剤に使うのはこれ。
液性エポキシ接着剤です。
もちろん、100円ショップ(ダイソー)で購入しました。
AとBの液体を混ぜ合わせることで硬化させることができます。
・・・なんか、デコボコになってしまいました。
エポキシは付属のヘラで混ぜ合わせて塗るのですが、セルロースセメントでのドブ漬けばかりの私には、これが難しい。
まずは初めての100均資材オンリールアーということで許してください。
しかし・・・、エポキシコーティングの速乾性と塗膜の厚みには驚きました。
セルロースセメントで25回ドブ漬けして出る厚みが、たった2回で済むのです。
30分程度で触れるくらいに硬化するので、セルロースセメントのように延々と待たなくてもいいですし。
・・・いいかも。
実験用ボディの簡易コーティングとしても便利そうです。
さて、コーティングも終わったので、あとはリップですが、素材がまだ見つかっていません。
もう一度、100円ショップの探索に行ってきます。
作り始めからの所要時間は、今のところ累計で3.5時間ほどです。
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たまには、他のルアービルダーさんの製作に関するお話です。
このサイトでは正式にアナウンスしてこなかったのですが、アマチュアルアービルダーの作ったルアーを委託販売する「ボーダーヘイズ」という事業を1年ほど前から手掛けております。
そちらにルアーを預けてくださっている「工房 スロータイム」さんから、ルアーメイキングに関する寄稿をいただいたので紹介します。
100円ショップアイテムの工作マット、ピンセット、粘土用のヘラ(ペレットタイムは木粉入粘土で製作)が便利に使える、という内容です。
私は特にデフォルトで閉じた状態になるというピンセットが気になりました。
コーティングや塗装をする際、プライヤーを使うことがありますが、力を抜いたときにルアーを落としてしまうということがあり、不便を感じていたんです。
ダイソーで手に入るそうなので、これは早速手に入れようと思ったアイテムでした。
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ちなみに、気になった方も多いと思うのでボーダーヘイズについて触れておきますと、主に趣味でルアーを作っている方からルアーを預かり、オンラインショップを通じて販売しております。
初期費用は、ルアーを預けていただく際の送料のみ。
ルアーが売れれば、税別売上の25%を販売手数料として頂戴します。
現在はアクセス数も少なく、爆発的に売れるというわけではありませんが、一部のトラウトルアーを中心に徐々に売れ始めています。(ペレットタイムもその一つ)
お預かりする条件はただ一つ。“魚が釣れる自作ルアー”であること。
すでにご自身で販売されている方やプロの方にも、販売チャネルの一つとしてご利用いただけます。
ご興味のある方は、ぜひアクセスしてみてください。
100円ショップの道具と材料だけでルアー作りに挑戦中。
ダイソーで買った桐の角棒(厚さ5ミリ)を貼り合わせて削り・・・、
同じくダイソーのステンレス針金で作ったフレームを組み込みました。(針金はホームセンターで買った方が安いです)
ウエイトは後で入れようと思っているので、100円ドリルで穴を開けておきました。
ちなみに、ルアーの型は粘土ミノーと同じものを使っています。
とりあえず、今日はここまで。
所要時間はおよそ1時間でした。