シンプルミノーの作り方【ノーウエイト&カラー無し】

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  • 最小限の工程でルアーを作りたい
  • とにかく、早く最初の1個を作りたい

そんな方には、この記事で紹介している工程が最適です。

この記事では、必要最小限の工程でルアーを作る方法を紹介しています。

制作するのは、写真のようなミノーです。素材にはアガチス材を使っています。

アルミを張らないのでウロコ模様にしわが寄ることはないし、カラーリングをしないから色流れの心配もありません。

うまくいかなくてあきらめていた方も、この方法なら最初の1個を作れるのではないでしょうか

この方法に慣れてきたら、アルミを貼ったり、カラーリングをしたり、一つずつできることを増やしていけば良いでしょう。

アルミを貼る方法、カラーリングをする方法は以下記事で紹介しています。こちらも合わせてご覧ください。

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材料と道具をそろえよう

基本は変わらない

材料・道具は基本的にアガチス材でルアーを作る時と変わりません。

それはつまり、このシンプルバージョンの作り方から始めても、すぐに本格的な作り方に移行できるということです。

ウエイトなしでもバランスを保ちやすいアガチス材を使用

ボディの材料にはアガチス材を使います。

バルサよりも比重が重く、ウエイトを入れなくても水中でバランスよく浮きやすい木材です。

今回私が使ったのは、厚さ5ミリのものです。

アガチス材の画像
アガチス材

ヒートン、アイ、フック、スプリットリング

ルアーのボディに組み込むパーツたち。

フレームやウエイトを組み込む作業は、かなり面倒なんですよね。実を言うと私も苦手です。今回はこの工程を大胆に省いてしまいます。ラインアイ、フックアイにはヒートン。ウエイトは入れません。

ヒートン、アイ、フック、スプリットリング

コーティングはセルロースセメントで

プラグ系のルアー作りには必須のコーティング剤。

乾燥の速さ、耐久性などを鑑みて、セルロースセメントを使います。

セルロースセメントの画像
セルロースセメント

リップが一番大変かも

今回はミノーを作るので、リップ用のポリカーボネート板が必要になります。

結構硬いので、形成するのに苦労するかもしれません。

でも、シンプルに作るとはいえ、丈夫で壊れないルアーに仕上げるために、これくらいの手間はかけた方がいいでしょう。

リップ用のポリカーボネート板の画像
リップ用のポリカーボネート板

まとめて作っておけば、後で楽になるのでおすすめです。

リップの作り方は、以下の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。

ハンドメイドルアーのリップの自作方法【ポリカーボネート】

カッターナイフではなく、切り出しナイフを使う

アガチス材はそれなりに堅さがあるので、カッターナイフだと刃が折れる危険があります。

削り出しには切り出しナイフを使いましょう。削りやすさが格段に違います。あまり馴染みのない道具かもしれませんが、ホームセンターへ行けば1,000円程度で売ってると思います。

私は、以下のOLFAのクラフトナイフを愛用しています。

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道具がそろったら製作にとりかかりましょう!

2.削って形成、ヒートン取り付け

大まかなボディの形を作ります

今回は型を作らずにフリーハンドで作ります。「型通りに作らなければ」という義務感のようなものがハードルになってしまうからです。(少しでもうまくいかなくて、投げ出してしまうことが私にもありました)

量産することは考えず、自由に削っていきましょう。後で同じものが作りたくなったら、作ったルアーから型をおこすこともできます。

アガチス材を削りやすい大きさにカット

まずはアガチス剤をノコギリでカットしましょう。

バルサに比べてアガチス材は堅いので、カットするにはノコギリが必須です。

ここだけ少し大変ですが、頑張りましょう。いくつもカットしておくと、後で楽ですよ。

カットしたアガチス材の木片の画像
カットしたアガチス材の木片

ノコギリで木材を切るのにはコツが必要です。以下記事で解説していますので、合わせてご覧ください。

ノコギリでウッドを切るときの注意点

切り出しナイフで木材を形成

型どおりにしなくていいので、何も気にせずガシガシ削ってしまいましょう。

どんなに頭の中でイメージしても、実際に手を動かしてみないとわからないこともあります。

アガチス材を削っているときの画像
アガチス材を削る

ボディバランスにだけは気を付けましょう

ガシガシ削ってかまわないのですが、ここだけは気をつけたい、というポイントがあります。

それはボディバランス

ウエイトを入れないので、削り方を間違えると斜めに浮いてしまったりします。

左右対称にするために、削る前の木材に中心線を書いておくのが有効です。

大まかに削ったボディ

ルアーの腹側の浮力を少なくするために、背中よりも厚みを減らすように削るのがコツです。

正面から見たときに逆三角形になっているのが理想です。

木材を削る手順の画像
木材を削るときのイメージ

ボディは逆三角形になるように削ります

サンドペーパーは念入りに

大まかに削ったらサンドペーパーをかけます。

まずは目の粗いもので削り、次に目の細かいものでツルツルに仕上げます。

木目むき出しの仕上がりになるので、ここは丁寧に念入りにツルツルにしておきましょう。

サンディングしたボディの画像
サンディングしたボディ

3.コーティング、リップをつけて完成

ヒートンを取り付ける

ボディにヒートンをねじ込みます。

今回作るルアーはボディが薄いので、フックは1本で十分と判断しました。

ウエイトを仕込んでいないので、ウエイト代わりのフックアイはお腹側に来るように取り付けます。

ヒートンを取り付けたボディの画像

目玉の位置を決める

ポンチを使って目玉の位置を決め、彫刻刀で目玉を埋め込む穴を掘ります。

ポンチで目の位置を決めるときの画像

目玉取り付け、リップ溝掘り

今回はカラーリングの工程がないので、目玉はコーティング前に取り付けてしまいます。

リップを取り付ける溝も、この段階で掘っておきます。

目玉を取り付けてリップの溝を彫ったボディの画像

セルロースセメントでコーティング

コーティングの準備がととのったら、セルロースセメントでどぶ漬けコーティングしましょう。

乾くのを待つ間にリップを作ります。

リップの作り方は以下記事で解説していますので参考にしてください。

ハンドメイドルアーのリップの自作方法【ポリカーボネート】

セルロースセメントでどぶ漬けするときの画像
セルロースセメントでコーティング

どぶ漬け、乾燥を繰り返す

コーティングは厚ければそれだけ耐久性が上がります。

ですが、素早く作ってしまうなら、耐久性とシンプルさのバランスを取らなければいけません。

経験上、アガチス材なら10回のコーティングで十分な耐久性を確保できます。

1回のコーティングで、約3時間ほど乾燥させる必要があります。乾かしている間は焦らずに気長に待ちましょう。

コーティングを乾かしているボディの画像

バリを取り除き、リップを取り付けたら完成

コーティングが終わったら、いよいよ最終工程です。

コーティングのバリを取り除き、作っておいたリップを取り付けましょう。リップを取り付けるときには、溝の中のコーティング剤を取り除き、瞬間接着剤で固定します。

フックをつけて完成です。

リップとフックを取り付けたルアーの画像

まとめ

最小限の工程でルアーを作る方法をご紹介しました。

ルアー作りで挫折してしまった方は、ぜひこちらの方法を試してみてください。

趣味のルアー作りに完璧主義は必要ありません。自由に色々試しながら作りましょう。

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