ルアーの目玉も自作できないか考えている
この記事では、ルアーの目玉(リアルアイ)の自作方法をご紹介します。
ハンドメイドルアーだけでなく、市販のルアーの目玉が取れてしまった時や、表情を変えてオリジナリティを出したいときにも使えるテクニックです。
目玉はルアーの表情を決める重要なパーツです。目玉も自作できるようになれば、ルアー製作にも幅を持たせることができるのでおすすめです。
材料をそろえよう
今回作る目玉の材料をまとめました。すべて100円ショップで入手できます。
道具/材料 | 100円ショップの売場 |
ホログラムシール | ギフト、推し活 |
ビーズ | 手芸 |
UVレジン | 手芸 |
クギ | 工具 |
板(厚さ1センチ程度のもの) | 工作素材 |
瞬間接着剤 | 文具 |
穴あけパンチ/皮ポンチ | 文具/手芸 |
目玉の作り方
材料がそろったら早速作っていきましょう。
まずはホログラムシールを穴あけパンチか皮ポンチで丸く切り抜きます。
黒目のビーズを用意します。
目玉の立体感を抑えたい場合は、ビーズではなく切り抜いた黒いビニールテープでも良いでしょう。
切り抜いたシールを、板に打ち付けた釘の頭に乗せます。
シールの中央に瞬間接着剤を少量たらし、プライヤーなどで黒目になるビーズを乗せて固定します。
UVレジン液を、ビーズを覆うようにたらし、ドーム状になるように盛ります。
レジン液は紫外線に反応して硬化するので、太陽光が当たる窓辺などに置き、固まるまで待ちます。30分から1時間くらいで固まります。
ネイル用の紫外線ライトで硬化させることも可能ですので、持っていればそれを使いましょう。
ティアドロップタイプにしたい場合
魚の黒目はよく見ると真円ではなく、ティアドロップ(雫)型になっています。
ルアーに使う目玉もティアドロップアイにすると、よりリアルな仕上がりになります。
応用編としてティアドロップアイを作ってみましょう。
使う材料は基本的に同じですが、黒目の部分には黒ゴマを使います。
形状がちょうど良く、雫型の目玉を作るのに最適です。
ビーズの代わりにゴマを入れる部分以外は作り方は同じです。
出来上がったのが以下のアイです。良い感じにティアドロップ型になりました。
おまけ:目玉の違いで大きく変わる印象
ボディの形やカラーリングも重要ですが、ルアー全体の印象を決めるのは、やはり目玉だと思います。
たとえアルミを貼ったり色を塗ったりしなくても、目を入れるだけで生き生きとした表情が生まれます。
また、目玉の種類によっても印象は大きく変わります。
リアルアイを入れれば正統派のリアルルアーに。ドールアイを入れればおもちゃのように愛嬌のある顔に。ルアー用として売られていないものを応用して使うことも出来ます。
このページでは、同じボディに色々な種類の目玉を入れて比べてみました。
リアルアイ
リアル系ミノーを作るなら、やはりコレ。
一番無難でバランスがいい。正統派の綺麗めルアーを作るなら欠かせないですね。
目玉の部分が新円ではなく、ティアドロップ型(水滴型)になっている以下のようなタイプがおすすめです。
ドールアイ
名前の通り、もともとはぬいぐるみや人形に使われる目玉です。
ルアーの目玉としては作られていないので、魚っぽくはないギョロ目です。
かわいい雰囲気に仕上げたい時におすすめです。
ドールアイには布地に差し込むための足がついているので、ルアーで使う場合はニッパーなどでカットします。
シール
文具店や雑貨屋で売ってるポップなシールです。
丸く立体的に膨らんでいて、ルアーのアイにピッタリだと思い手に入れました。
黒目が無いので、生き物っぽくない独特な雰囲気になります。
ネイルパーツなどで使うラインストーンも目玉の素材として使えそうです。
皆さんもいろいろ試してみてください。
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