エリアトラウト用ルアーを自作【レギュレーションに対応】

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市販のルアーに思い通りのものがない
通っているエリアのレギュレーションに合うルアーが見つからない

そんな方は、ルアーを自作してみるというのも一つの方法です。

自分で作れば、「ルアーのサイズは2センチ以上」など釣り場のレギュレーションに合わせたものを使うことが可能です。

この記事では、虫をモチーフにした極小プラグの自作方法を紹介しています。素材にはアガチス材を使います。

アガチス材で作ったトラウトルアー

素材にはアガチス材を使っています。ホームセンター等で手に入りますが、見つからない場合にはAmazon等でも手に入ります。

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アガチス材を加工する

今回使うアガチス材は、バルサと違い堅い木材のため、慣れるまでは加工がしにくいかもしれません。

特に今回作るような3センチにも満たないような小さなルアーは加工が大変です。

怪我をしないように注意しながら、切り出しナイフで少しずつ削っていきます。

可能なら、ルアーの形に切り出す部分を電動工具で行うのが安全で早いでしょう。

今回のルアーは、ボディを2枚のアガチス板を貼り合わせて作ります。以下画像のように2枚の板を切り出しましょう。

板に書いた線に合わせて、切り出しナイフで削ります。

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アガチス材はバルサに比べて比重が大きめなので、ウエイトなしでもちょうど良いフローティングになります。ウエイトを入れない場合は、ボディを1ピースの木材で作ることも可能です。

ウエイトとフレームの組み込み

ボディを削り出したらウエイトとフレームを組み込みます。

フックは1本なので、アイはライン用と合わせて2つです。フレームはシンプルな直線になりました。

ウエイトはウエイトはカミツブシの小さいサイズを使いました。

ウエイトとフレームの溝は彫刻刀で彫ります。

複数のルアーを作る場合は、フレームのテンプレートを作っておくと便利です。詳しくは自作ルアーのフレーム(骨組み)を効率的に作る方法をご覧ください。

ボディを組み立てる

ウエイトとフレームを組み込んだら、ボディを貼り合わせます。

木材が堅いので、貼り合わせる際には両側がしっかり噛み合わないことも多いです。彫刻刀で調整しながら根気よく合わせます。

接着剤は、バルサの時と同じく木工用ボンドで大丈夫です。

輪ゴムで巻き、30分ほどでしっかりと接着できます。

接着するために輪ゴムを巻いたボディ

形成、コーティング、仕上げ

ボディが固まったら、ナイフで形成します。

小さくて丸いので滑りやすいです。けがに気をつけて削りましょう。切り出しナイフでウッドを削る時の注意点も合わせてご覧ください。

削りが済んだらサンドペーパーで整えてコーティング。コーティング剤には定番のセルロースセメントを使っています。

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今回作った2つのうち、一つはホワイトとイエローで着色しましたが、木目を残したタイプも作りました。こちらは完全無着色です。

リップは五角形に切り出したものを付けてみました。リップの作り方の記事も参考にされてください。

コーティングしリップとアイを取り付けたボディ
特に根拠はないですが、五角形のリップにしてみました
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